てってのくるま

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ショベルカー、通称「てってのくるま」が大好きな1歳の息子を育てる30代、転勤族&専業主婦。子育て情報を発信します!

赤ちゃんのあせもで困っている人必読!あせもになりにくい方法

こんにちは!紗々です( ¨̮ )/

 

ついにジメジメした梅雨に突入。いよいよあの暑い夏が迫ってきましたね。

 

ムシムシする梅雨から夏にかけて、赤ちゃんの心配事と言えば、あせも。

 

あせもになっちゃうと痒そうで、子供も親も辛いですよね…

 

うちの息子も、0歳の時に背中、お腹、お尻に赤いブツブツとしたあせもができてしまいました。1歳になった今年も赤いあせもがお尻に少しできてしまいました。

 

でも、きちんと対策をしたおかげで、去年も今回も初期の段階で治り、悪化を抑えることができました!

 

それでは、どんな対策やケアをしてあげたら良いのか、実際に私がやったことも含めてご紹介します。

 

参考文献

この記事の一部は、平成29年6月15日発売 ひよこクラブ7月号 第1付録、あせも/おむつかぶれ/虫刺され/日焼け/夏アトピー  予防&おうちケアBOOKを参考に作成しました。

 

 

あせもって何?

暑いと体温調節のために汗をかきます。汗をかくことは悪いことではなく、むしろ大切なこと。ダメなのは汗をかいた状態を放っておくことです。それでは、その状態を放っておくとどうなってしまうのでしょうか。

 

あせもの原因は?

簡単に言うと、汗腺が詰まって、汗がたまることが原因です。汗をかいたままの状態でいると、汗腺の出口に汗がたまり、炎症を起こしてあせもになってしまいます。

 

あせもになるとどんな状態になるの?

汗をかきやすい部分に赤や白のブツブツができてしまいます。

 

  • 赤いブツブツは炎症が起きていてかゆみを伴う。
  • 掻き壊すと細菌に感染して膿や熱を持つ、あせものよりになる。痛みや発熱を伴うことも。
  • かいた傷に黄色ブドウ球菌などの細菌が感染すると、とびひになる。
  • 痒みや炎症を伴わない白いあせもは自然に治ることが多い。

 

 

あせもにならないための対策

あせもにならないためには、汗をかきすぎないように部屋の温度調節をしたり、シャワー等できちんと汚れを落とすことが重要です。

 

部屋の環境に気をつける

まず、室内の温度は24~28℃にキープすること。そして、扇風機などで空気を循環させましょう。この時、エアコンや扇風機の風が直接当たらないように気をつけて!

 

でも、「エアコンは赤ちゃんの身体に良くないかな」、「汗をかけない子になってしまうかも」とエアコンの使用を躊躇ってしまうこともありますよね。しかし、赤ちゃんは自分でうまく体温調節ができません。また、熱中症になってしまう危険もあります。我慢せずに使いましょう。

 

息子が通った皮膚科のお医者さんには、

 

1日中冷房の効いた部屋にいるのではなく、適度に外に出て汗をかき、すぐに綺麗にするなどしてメリハリをつけること

 

とアドバイスをいただきました。

 

また、「あせもは夏になる」と思いがちですが、実は冬にもなってしまうことがあります。暖房が効いた部屋で厚着をして汗をかいてしまっても気づかないことも多いので、こまめに汗をかいていないか確認してあげてください。

 

着替えとシャワーは効果的

着替え

あせもにならないためには肌を清潔に保つことが大切です。汗をかいたらすぐに身体を拭いて、着替えをしてあげましょう。

 

肌着は吸湿性、通気性のいい綿100%のものがオススメです。また、ノースリーブより脇の下の汗も吸い取れる袖のある肌着の方がベターです。

 

寝ている間やお出かけ中は、なかなか着替えもできませんよね。そんな時は背中に汗取りパッドを入れておいて、汗をかいたら抜き取るようにしておくと便利ですよ!

 

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シャワー

時間がある時はシャワーをして汗を流してあげましょう。特に朝起きた時、お出かけから帰った時はたくさん汗をかいているので、シャワーをしてあげると汚れが全部落ちて気持ち良いと思います。

 

注意点1

1日に何度も洗浄料を使うと必要な皮脂まで洗い流してしまうので、1日に1回を目安にしましょう。

 

注意点2

お風呂やシャワーの後は必ず保湿をしましょう。お風呂上りはすぐに乾燥します。入浴後5分〜15分以内を目安に塗りましょう。ただし、患部には塗らないように気をつけて!

 

おすわり前の赤ちゃんには、タオルやガーゼをぬるま湯でゆるめに絞り、身体を拭いてあげてください。

 

 

あせもになった時のケア

どんなに気をつけてもあせもはできてしまいます。ケアをしても改善しない時は、悪化する前に皮膚科を受診しましょう。

 

皮膚科に行こう

こんな時は皮膚科に行きましょう。

 

  • 酷く痒がって機嫌が悪い。
  • あせもの数が多く、どんどん広がっていく。
  • 掻きむしって湿疹や化膿した状態になってしまった。
  • 2、3日おうちでケアしても良くならない。

 

皮膚科を受診すると、弱いステロイド入の塗り薬が処方されます。痒みを抑えるために、抗ヒスタミン薬入り、抗アレルギー薬入りの塗り薬が処方されることもあります。

 

ステロイド、と聞いて塗るのを躊躇ってしまうかもしれませんが、正しく使えば問題ありません。不安な場合は、納得できるまでお医者さんに薬のことや使い方を聞きましょう。

 

ちなみに、息子にはアボコート(ステロイド)とプロペトを混ぜた塗り薬が処方されました。使用したら数日でキレイになり、痒がる様子もなくなりました。

 

悪化しないように対策を続けよう

あせもになってしまったら皮膚科で塗り薬をもらってケアすると同時に、悪化したり、別のところにできたりしないように、シャワー等の対策を続け、肌の清潔をキープしましょう。あせもの部分も洗浄料をつけて洗ってくださいね。

 

やってはいけないケア

汗をかいたらゴシゴシ拭く

ゴシゴシ拭くとそれが刺激になり、炎症を起こすことも。優しく押すように拭くこと。

 

患部に保湿剤やベビーパウダーを塗る

患部に塗ってしまうと症状が悪化する原因に。予防ケアとして塗っていても、症状が出た時は使用を中止しましょう。

 

 

実際に私がやった具体的な対策とケア

朝シャワー

あせも対策で1番効果があったと感じたのは、朝起きてすぐのシャワーです。夏は毎日欠かさずやりました。

 

寝ている間にたくさんの汗をかいていて、更にオムツもオシッコでパンパンなので、そのままにしておくと肌にはかなりのダメージがあると思われます。

 

朝一で全身を一気にキレイにするだけで、ほとんどあせもができなくなりました。少し面倒ですが、5分くらいでできるのでぜひやってみてください!

 

皮膚科でもらった薬を使用

皮膚科で使用方法をきちんと聞いて、お医者さんに教わった通りに使用しました。

 

数日でキレイになり、悪化を防ぐことができました。

 

お出かけ中はオムツ替えと身体拭きを頻繁に

息子はベビーカーが嫌いで、お出かけは基本的に抱っこ紐でした。抱っこ紐でのお出かけ時は、必ず濡らしたタオルと乾いたタオルを持っていきました。

 

夏の抱っこは本当に地獄です。お互いいつもお腹が汗でびしょびしょでした。また、オムツの中が汗で蒸れてお尻にもよくあせもができてしまっていました。

 

なので、2時間起きにオムツ替えをし、その度に濡れたタオルで背中、お腹、お尻を拭き、その後に乾いたタオルで拭いて完全に乾かしてからオムツや服を着せました。

 

これもかなりの効果があったと思います。帰宅しても肌が赤くなることが少なくなりました。これも非常に面倒ですが、あせもの心配をせずにお出かけできました!

 

夜もエアコンをつける

子供は寝ている時、特に寝入りはびっくりするくらい汗をかきますよね。

 

なので、寝入りの時は少し低めに、完全に寝た後は日中のエアコンの温度より少し高めに設定して、朝までつけっぱなしにしていました。

 

身体が冷えたらいけないので、きちんと服を着せてガーゼケットもかけていました。

 

これはあせも対策だけではなく、夜中に寝苦しくて起きてしまうのも防げて一石二鳥です!

 

ウンチの時はお尻を霧吹きで洗う

息子の場合、ゆるゆるウンチの時期が真夏だったので、あせも対策も兼ねて毎回お尻をお湯で洗っていました。

 

ウンチのたびにシャワーは大変なので、リビングで手作りシャワーボトルを使ってお尻を洗いました。

 

これであせもだけではなく、おむつかぶれもかなり防げます よ!

 

オムツ替え時のお尻の洗浄でおむつかぶれを防ぐ方法については後日、書こうと思います。

 

 

まとめ

あせもにならないために

  1. 室温調節
  2. こまめな着替えやシャワー

 

あせもになってしまったら

  1. 皮膚科でもらった塗り薬でケア
  2. 肌の清潔をキープ

 

みなさんもしっかりあせも対策をして暑い夏を乗り切りましょう!