てってのくるま

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ショベルカー、通称「てってのくるま」が大好きな1歳の息子を育てる30代、転勤族&専業主婦。子育て情報を発信します!

長時間、子連れで新幹線!実際に乳幼児と15回乗ったノウハウを教えます!

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こんにちは!紗々です( ¨̮ )/

 

そろそろお盆ですね!

 

長期休暇は新幹線に乗って実家に帰省したり、旅行に行ったりする方、たくさんいらっしゃると思います。

 

うちの場合、GW、お盆、正月は毎年新幹線で両実家に帰ります。住んでいるのは神奈川ですが、旦那の実家が広島、私の実家が兵庫と遠く、いつも新幹線を使っています。

 

そこで心配になるのは長時間、子供を連れて新幹線に乗ること

 

私が息子と新幹線に乗っている時間は約3時間。そして混雑を避けて平日に帰るので、ほとんどが私と息子の2人っきり。かなりハードル高いですよね…

 

  • 泣いたらどうしよう
  • 何時間もどうしよう
  • オムツ替えはどうしよう
  • 授乳や食事はどうしよう

 

などなど心配事がたくさんあります。

 

私自身、息子を連れての乗車は15回ほどですが、まだまだ慣れません。息子の成長とともに大変さが増している気もします。

 

息子が1歳半で、子1人ですので、2歳以上また兄弟がいる場合の心配事については詳しくお話できませんが、生後2ヶ月〜1歳半頃については経験があるので、乳幼児連れで新幹線に乗る時のコツを書いていこうと思います。

 

⚠︎今回は主にのぞみについてのお話です。

 

 

子連れで新幹線に乗ろう

新幹線の席の取り方

どんな席、設備があるのか?

のぞみの車両は16両あり、1~3号車が自由席、残りが指定席になっています。

そしてデッキにはトイレ、喫煙ルーム、多機能トイレ、多目的室など色々な設備があります。

 

この中でも、子連れ、特に乳幼児連れがよく使うのが、

 

多機能トイレと多目的室

 

多機能トイレは、他のトイレより広く、オムツ交換台、ベビーチェアがあります。

 

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もちろん、他のトイレにもオムツ交換台はありますが、とても狭くて身動きができないです。オムツ替えのついでにゆったりと自分もトイレに行けるので多機能トイレが便利でしょう。

 

 

そして多目的室。

 

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ここは、体調の悪い方、通常の席に座るのが困難な方が優先的に使用できるところなのですが、実は授乳する方も使えるのです!

 

普段は鍵がかかっていて、使用したい時は乗務員(誰でもOK)に声をかけ、開けてもらいます。使用後は再び乗務員に声をかけ、鍵を閉めてもらいます。

 

運が悪いと、乗務員を探すのに少し苦労しますが、私は席の横を乗務員が通った時に声をかけ、泣く前に早めに授乳していました。

 

ただ、体調が悪い方などが優先なので、たまに利用できない時もあります。

 

でも安心してください!

 

その時は空いている車掌室を貸していただくことができます。私も1度、車掌室を使わせていただきました。

 

とにかく使いたい時は乗務員に声をかけると丁寧に案内していただけるので安心してくださいね!

 

どの席を取るのがベスト?

新幹線には子連れにとってありがたい設備があるとわかったところで、さて、どこの席を確保したら良いのでしょうか。

 

それは、11号車か12号車です。もちろん他の車両でも問題ないですが、この2車両が便利です。

 

なぜかというと、多目的室と多目的トイレが11号車と12号車の間にあるからです。

 

11、12号車は指定席なので、自由席よりも料金は少し高いですが、指定席を取っておいた方が絶対良いですよ!

 

どうやって席を取るの?

少しでも負担を減らすためには、事前にきっちりと席を確保しなければいけません。

 

自由席より指定席を予約して確保しておくことがオススメです!

 

混雑時はもちろん、平日の昼間も結構人が乗っています。席がなく、子連れで大きな荷物を持って立ちっぱなしはかなりキツいです。


特に長期休暇の時期に席がなくて、ぎゅうぎゅうのデッキでずっと立ちっぱなしのお父さんお母さんをよく見かけます(ちなみに指定席の通路まで立ってる人がいるくらい激混みです)。

 

長期休暇のラッシュ時の新幹線は販売開始日にほぼ指定席がなくなります。席争奪戦は結構大変ですが、席を予め確保出来ていると当日とても安心です。

 

席は駅のみどりの窓口でも購入できますが、ネットでの予約が非常に便利です。窓口より少し料金が安くなることもあります。

 

ネット予約にはいくつか方法があります。いくつか主なものをご紹介します。

 

1.エクスプレス予約(JR東海)

エクスプレス予約は有料会員制です。東京〜博多間の新幹線が利用可能です。このエクスプレス予約を利用するには、

  • JR東海エクスプレスカード」か「J-WESTカード」に入会し、エクスプレス予約会員になる。
  • 一般のクレジットカードにエクスプレス特約をつける。

という方法があります。

 

エクスプレス予約を利用するメリットは、

  • みどりの窓口へ行かなくても、ネットで席を購入できる。
  • 指定席は自分の好きな席を取ることができる。
  • 指定席の割引がある(早割だとさらに安い)。
  • 専用ICカードをかざすだけで改札を通れるので、紙のチケットを受け取らなくて良い(e特急券は紙のチケット)。
  • 予約後に、何度でも無料で別の新幹線に変更可能(ICカードでの改札入場前かつ出発直前まで)。
  • キャンセル料はいつでも310円(通常は特急券の30%+乗車券220円分)。
  • 乗車するとグリーンポイントが貯まり、ポイントで普通指定席と同じ値段でグリーン席に座ることができる。

 

デメリットは、

  • 年会費1000円が必要。
  • 必ず専用ICカードを持っていかなければならない。

です。

 

子連れだとみどりの窓口に並ぶのも大変だし、突発的なことが起こって時間に間に合わなくなることもしばしば。そんな時に、エクスプレス予約会員だと、スマホでその場でポチッとするだけで、予約も変更もキャンセルもスムーズにできちゃうわけです。

 

年会費1000円はちょっと...と思うかもしれませんが、チケット割引もあるので、頻繁に長距離乗るという方はほぼメリットしかないです!かなりお得だと思うのでぜひ。

 

うちは主人も私もそれぞれエクスプレス予約会員になっており、家族で2000円の年会費を払っていますが、帰省で新幹線代が1年に20万以上する我が家には年会費以上の割引を受けられるので、とても便利でありがたいシステムです。

 

ちなみに、家族1人がエクスプレス予約会員であれば、配偶者や子供の分も一緒に予約はできますが、その場合は券売機で紙のチケットを出す必要があります。

 

 

2.スマートEX(JR東海JR西日本)

こちらは無料会員制です。入会金や年会費はありません。ただし、クレジットカードは必要です。チケットレスにしたい場合は、登録すれば普段使用している交通系ICカード(PASMOSuicamanacaICOCAなど10種類)で乗車できます。

 

スマートEXのメリットは、

  • みどりの窓口へ行かなくても、ネットで席を購入できる。
  • 指定席は自分の好きな席を取ることができる。
  • 手持ちの交通系ICカードをかざすだけで改札を通れる。
  • 予約後に、何度でも無料で別の新幹線に変更可能。
  • 年会費が不要。

 

デメリットは、

  • 価格割引やポイントがほぼない(早得はある)。

 

価格は通常の切符とほとんど変わりませんが、無料でネット予約ができるのは非常に便利ですよね。こちらも子連れには非常にありがたいサービスです。

 

新幹線利用頻度が低かったり、短距離移動の方にはぜひオススメです。

 

 

他のネット予約についてはこちらの方が詳しく書いてくださっていますので、ご参考にどうぞ。

 

 

ちなみに料金について、6歳までの未就学児は自由席だと無料ですが、指定席で子供分の席を確保すると「子供の乗車券」+「子供の特急券」が必要です。

子供分の指定席を取らず、お膝の上で過ごすと6歳までは料金がかかりません。

 

新幹線への荷物の持ち込み 

キャリーケースとは別に、すぐ使えるように手元に持っておいた方がいいものがいくつかあります。

 

必要な物は年齢で変わってくるのですが、だいたいは同じだと思います。

 

では実際に私が持ち込んで良かったものをご紹介します。

 

 

1. ミルク(必要な時期のみ)

普段ミルクをあげている人はもちろん、急に授乳が必要になっても多目的室がすぐに使えなかったり、授乳ケープは抵抗があるという人は、ミルクがあれば良いでしょう。哺乳瓶とお湯がかさばりますが、あると安心です。

 

2. 食事(ベビーフードなど)と飲み物

私はよく昼ごはん時に乗ることが多かったので、1歳くらいまではベビーフードを必ず持って行きました。離乳食を卒業してからは、おにぎりや食べやすいおかずを詰めたお弁当を持ち込んでいます。食事だけで30分〜1時間、時間稼ぎができます。

 

3. お菓子

愚図ったらお菓子。普段あまり食べさせていなくても、この時は解禁です。だいぶ大人しく食べてくれます。大きい袋だと全部食べたがってキリがないので小分けにされているお菓子をいくつか持っていきます。

 

4. 抱っこ紐

私はいつもキャリーケースなので、ベビーカーではなく、抱っこ紐で帰省します。抱っこ紐は、新幹線で寝かしつけるのに最適なアイテムです!昼ごはんの後に抱っこ紐に入れてデッキをウロウロしていると寝てくれることがあります。寝てくれたらラッキー、ここからは自由時間!

 

5. オムツ&おしりふき

これは必需品ですね!新幹線に乗る前と、降りるちょっと前には必ず替えています。3、4枚あれば安心です。

 

6. お気に入りの本

息子は乗り物が大好きなので、乗り物図鑑を持っていきます。だいたいの時間はこれを見て過ごしています。子供が普段から好きでよく読んでいる絵本や図鑑を持っていくとご機嫌で見てくれるかもしれません。

 

7. オモチャ

☆お気に入りのオモチャ

息子は大好きなトミカや新幹線、トーマスのオモチャを持っていきます。しばらくは楽しそうに遊んでくれます。女の子だったらお人形などもいいですね。普段からよく遊んでいるオモチャをいくつか持っていくと良いです。ただし、小さいオモチャだとすぐに落として拾うのが大変なので気をつけてくださいね。

  

☆マグネット式お絵描きボード

お友達が持っていていいな〜と思って購入したのは、ミニお絵描きボード。100均のセリアに売っています。小さいので持ち運びに便利です。子供の食いつきも良いですよ!

 

☆シール

とにかく子供はシールペタペタが大好き。渡したらずーっとやっています。シールもセリアにいっぱい売っているんです。貼って剥せるシールブックに、大好きな乗り物シールもプラスで渡すと大喜びです。軽いので荷物にならないし、狭い席でも遊べるのでとても重宝します。100円で手に入りますよ。

 

 

100円で手に入る玩具については他の記事に書いているので良かったらコチラもぜひ↓

 

 

8. 授乳クッション(里帰りから帰る時のみ)

私は息子が生後1ヶ月の時に実家から自宅に帰りました。やはり4kg前後とはいえ、新生児を何時間も抱っこしたまま座るのは辛いです。授乳クッションがあれば、その上に寝かせておけるので、身体も楽で休むこともできました。

 

新幹線以外では余計な荷物になってしまいますが、授乳クッションを含め、大きい荷物は全部主人に持ってもらいました。2人以上で移動する場合は、あると便利ですよ! 

 

 

新幹線での過ごし方

0歳

まだ歩いたり動き回ることがないので、正直1歳以上の時より楽でした。泣かないでさえいてくれれば、やり過ごすことができます。

 

泣けば、デッキに行ったり、多目的室で授乳したり。絵本を見せたり、昼に乗れば離乳食をあげたり。後は抱っこ紐でデッキをウロウロして寝かせる。寝てくれればこれが1番楽ですね。

 

1歳ごろ~

1歳を過ぎると正直辛いです(私は)。

 

まず歩きたがる。膝の上の抱っこなんかヤダーーーです...言うことは全然聞かない!

 

とにかく、持ち込んだオモチャで遊ばせて、途中でお昼ご飯を食べさせて時間を稼ぎ、ぐずったらお菓子をあげて、抱っこ紐で昼寝をさせる、これでなんとか3時間を過ごしています。

 

お昼ご飯をあげてお腹いっぱいにした後に、泣いても喚いても抱っこ紐でデッキをウロウロして寝かせる、私が一番使う方法です。寝ない時もありますが...

 

飽きると歩きたがります。なので、持ってきたアイテムたちでいかに集中させる時間を作り出すかがカギ です!食い付きの良いアイテムをいくつか用意しておきましょう。

 

 

まとめ

乳幼児と長時間、新幹線に乗るのは大変ですが、

 

  • 多機能トイレや多目的室の近くの指定席を確保しておく。
  • 子供が好きなオモチャや本などを持っておく。
  •  頑張って昼寝をさせる(できれば)。

 

予めしっかり準備をしておけば、安心して過ごすことができます。後は意外となんとかなるものです。そして、車内の皆さんは優しい方もたくさんいます。息子も何度も親切にしていただきました。あまり心配せず、新幹線の旅を楽しんでくださいね!